タイの田舎チェンライ 自給自足家族宅にホームステイ! 伝統お菓子「カムラ」作り体験!

タイ北部にあるチェンライの山里、車でもう少し走ればラオス、ミャンマーに行けるほどの位置

ここで暮らす自給自足家族のお宅に2週間ほどホームステイさせてもらいました。

 

その時に一緒に作らせてもらったタイの伝統菓子

「カムラ」

について今回はご紹介したいと思います!

 

カムラはタイではポピュラーなココナッツともち米を使ったお菓子です。

少し細長いタイのもち米にココナッツミルクを混ぜて

細い竹筒の中にそれを入れ、火で焼くというもの。

 

町のマーケットでも売っているのを見かけたり、頂いた事がありますが

ここで食べてたカムラが一番美味しかったですし、タイ人もここのカムラは美味しいね!

と絶賛していました✨

 

そんな美味しい田舎のおばあちゃんが作る伝統菓子、カムラの作り方です!

 

まず、ココナッツの実は割り、白い果肉を専用のココナッツ削り器で削っていきます。

これが意外と難しい!そして重労働💦

 

お母さんは慣れた手つきでどんどん削っていくのですが、いざやらせてもらうと

難しくて中々削れません。

 

時間をかければ私にもできるのでしょうが、なんせこの削ったココナッツを搾って

ココナッツミルクにするので

結構な量がいるため、私では終わりが見えないので

すぐ交代させられました(笑)

 

そのココナッツミルクに確か砂糖を加えて混ぜ

お父さんが用意してくれた竹筒に入れていきます。

 

この竹筒が重要みたいで

普通の竹とは違い竹の内側の薄い皮が食べられる竹でないといけないそう。

竹自体もとっても細いです。

 

その竹に洗ったタイのもち米を入れ

先ほどのココナッツミルクをそそぎ、指で押し込み

最後に確か、、バナナの葉を丸めたものを詰めて蓋をして

火をおこしておいたところに棒を準備し

竹を立てかけられるようにして炊いていきます。

 

炊く(焼く)間に段々、竹の中から水分が垂れていきます。

焼き加減は中を見ることなく、時間と竹の焼け具合で判断するようです。

 

大体できたかな~という頃に一つ取ってみて、炊けていれば完成!

 

ただ完成したら今度はその竹筒をナイフで剥ぐようにして

中身を取り出します!

 

う~すらと竹の皮がご飯をまとっていて

何もしなくても炊けたご飯はぽろぽろとこぼれたりすることなく

手で食べたい分をちぎりながら食べることができます。

 

この出来立てが本当に美味しいんです!!

お米のもちもち感とココナッツミルクの甘い香りとほんのりオイル感のある優しい甘さ

 

日本のもので例えるなら、、

おはぎのお米部分を食べているのに近いのかなと。

それが日本ではあんこと一緒に食べますが、タイではココナッツバージョン

といった感じです!

 

きっとこれを作る為の竹も

素人には見つけるのは難しいんだと思います。

 

ここの家庭でも、この竹は毎回おじいさんが取ってくる役

と言っていたので、見つけ方にもコツがあるんだろうと思います。

 

この竹を使う、使わないで味が変わってくるものだと思うので

日本で再現するのは難しいでしょうし、

タイでもいつでも売っているのを見かける訳ではないので

もし見つけた際はぜひ食べてみてくださいね😊


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